知っておくべき事

椅子の背もたれと腰痛

 今回は、『椅子の背もたれと腰痛』についてお伝えします。

普段何気なく使っている椅子ですが、背もたれの使い方で腰への負担がずいぶん変わってきます。

特に、長時間椅子に座る事が必要なデスクワークをされている方、長時間車の運転をされる方気をつけてくださいね。

 

あなたは、普段背もたれのある椅子に座るとき、どのようにして座ってますか?

①背もたれに浅く座ってもたれて座る。

②背もたれに深く座ってもたれて座る。

③背もたれに浅く座ってもたれずに座る。

④背もたれに深く座ってもたれずに座る。

どの座り方が一番近いでしょうか?

 

①で座る方が比較的多く感じられます。この座り方では骨盤が後ろに捻れる状態が続きますので、背中特に肩甲骨の下の方で丸くなる猫背になります。背中・腰の筋肉に負担が掛かり、腰痛や背中の痛みになる場合が多く、また、お尻の筋肉が圧迫されて座骨神経痛になる方も多くいらっしゃいます。

 

②の座り方は当院でもオススメの座り方です。背もたれが骨盤の後傾するストッパーになり長時間座る際には腰が疲れにくくなります。

 

③の座り方で気をつけて頂きたいのは、お腹の筋力が弱いと腰が反った座り方になり、背筋だけに負担がかかるので、やはり腰痛の原因になります。下腹部に力を入れて背中を伸ばすようにしてみてくださいね。

 

④の座り方は、深く座ってますが、机などから離れた位置に椅子があって前傾姿勢で作業をしてる方に多く見られます。太ももが圧迫されて足のむくみや冷え、顔を前に突き出す姿勢になるので首や肩の痛み、頭痛などの原因にもなります。

 

①③④の座り方が続くと骨盤の前捻じれ(前傾)や後ろ捻じれ(後傾)の状態が続くので、腰や首の筋肉に負担がかかり、痛みの原因になりますので、ご注意くださいね。

 

ちなみに②の座り方にするには、椅子に深く座り、背もたれに骨盤が当たるように座ります。机などで作業をする時は背中を伸ばして背もたれにもたれて、肘を直角に曲げます。この高さが机の高さとしてベストです。出来るだけそのまま机に近づいて下さい。足元には色々物を置くと座る姿勢に影響が出るので、なるべく別の場所に置くといいですよ。椅子の高さは足を下ろして床に着いた時に膝が直角に曲がる位の高さが望ましいです。